ガーデニング(園芸)用語辞典
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三子葉
さんしよう三子葉とは、子葉が3枚生えることを意味している。子葉とは植物のタネの中にある胚の中ですでに作られている葉のことである。
被子植物では通常、子葉の枚数は1枚または2枚であり、生える使用の数によって「単子葉類(子葉が一枚の物)」と「双子葉類(子葉が2枚の物)」の2種類に分けられる。しかし、中には子葉が3枚以上生える物があり、これを「多子葉」と言う。三子葉は多子葉のひとつであり、裸子植物であるマツやモミ等でも見られる。
また、まれに双子葉類の植物でも三子葉の個体が発生する場合もある。これは遺伝子に異常が起きて突然変異した可能性や、種子の成長過程で環境の変化等の影響を受けて異数の子葉を付けてしまったと言う可能性が考えられる。
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