ガーデニング(園芸)用語辞典
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砂礫
されき砂礫とは、砂と小石を意味する。地質学においては、大きさが2〜16分の1mmの物を砂、2mm以上の物を礫と呼び、これらが混ざった状態の物が砂礫である。ちなみに、砂よりも小さい物は「シルト」と呼ばれている。
農業において通常は土を扱うことがほとんどだが、中には砂や砂礫を利用した農業も存在する。土の代わりに砂で作物を育てることを「砂栽培農業」と呼ぶ。これは、土の代わりに海や川からの砂を用い、窒素・リン酸・カリウムが含まれた液肥だけで野菜を育てると言う方法である。粘土質の土とは違い、大小様々な大きさの砂には隙間があるため、耕すなどの手間をかけずとも通気性や保水力に優れている。また、土と比べると残留養分も少なく済むため、連鎖障害が起こりにくいと言う点もメリットである。
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