ガーデニング(園芸)用語辞典
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サボテン
さぼてんサボテンとは、サボテン科に属する植物のことを意味する。その多くは多肉植物である。独特な形状を持つ種が多いことから観賞用として人気が高いが、果実を食べる食用の種も存在する。気温の高い乾燥地帯で見られる種だけでなく、冷帯やジャングルで見られる森林性の物も。
サボテンと言えば棘があることが良く知られているが、棘の形態は長短、大小、硬さ、毛が生えているなど様々である。棘は動物に食べられないための防御手段として付いている。その他にも、動物にくっついていき運ばれた先で根付かせるための繁殖の手段であったり、照り付ける日差しから守ったり、吹き付ける砂嵐から身を守る手段であったりなど多彩な役割を果たす。
サボテンは乾燥に強く成長のスピードも遅いため、水やりは控えめが良い。水のやりすぎは根腐れを引き起こすため、屋外で育てるならば雨の当たらない場所に置き、冬は屋内に入れ、屋内の場合は日当たりの良い場所が好ましい。
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