ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
さび病
さびびょうさび病とは、さび菌の寄生によって起こる植物の病気の総称を意味する。春や秋の雨の多い時期に発生しやすい。主にネギ、アスパラガスなどの野菜、ベゴニア、キクなどの草花、ビワ、ブドウなどの果樹、ツツジ、アジサイなどの庭木など多くの植物の葉、茎、果実などで見られる現象である。発病した際にたくさんの病斑が生じた場合、葉や茎などの形がゆがむ、葉がねじれる、巻き上がるなどの症状が現れ、ひどい場合には枯死してしまう。
さび菌の発生を防ぐには、苗を購入する際に病気にかかってない物を選ぶことである。また、それぞれの植物に合わせて適切に肥料を与え丈夫に育てることも重要となる。
もしも発病している部分を見付けた場合は、すみやかに摘み取るか、発病初期であれば適正な薬剤を用いて丁寧に散布するようにする。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。