ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
挿し接ぎ
さしつぎ挿し接ぎとは、接ぎ木の方法のひとつを意味する。接ぎ木とは、増やしたい植物の枝を「穂木」として切り取り「台木」と呼ばれる他の株に接いで増やす方法。接ぎ木の中でも挿し接ぎは、葉を除去した台木の切断部に穴を開け、そこに鋭く削った穂木を挿す。主にスイカの苗やブドウの木などに用いられている。
挿し接ぎを行なうときは、穂木の先を良く研いだナイフでしっかり削っておくことが重要。穂木も台木両方の形成層が合わないと活着しないため、穂木を削る際は形成層が見えるようにして台木に挿し込む。切り口を密着させたら市販の接ぎ木用テープなどを用いて穂木が動かないように固定をする。小苗の場合はクリップや洗濯バサミなどで固定することもある。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。