ガーデニング(園芸)用語辞典
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混植
こんしょく混植とは、2種類以上の異なる種類の植物を混ぜて植えること。家庭菜園など限られた土地の中でたくさんの種類の野菜やハーブ類を収穫すると言う目的で混植する。また、中には混ぜて植えることでお互いに良い作用をもたらす植物もある。これを「コンパニオンプランツ」または「共栄作物」と呼ぶ。
相性の良いコンパニオンプランツを混植することで、成長の促進、収穫量の増加、作物の質の向上、病害虫から守るなど様々な効果がある。その一例として、キャベツやブロッコリーなどアブラナ科の野菜をアオムシやヨトウムシ、コナガなどの害虫から守るためにレタスが混植される。
植物の相性は経験として伝えられることも多く、栃木県ではカンピョウの原料となるユウガオと長ネギの混植は300年以上前から行なわれている。研究の結果、長ネギの根に共生する拮抗菌がユウガオのつる割病を抑える働きがあることが科学的に解明された。
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