ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
米ぬか
こめぬか米ぬかとは、玄米外側の茶色の部分で、玄米を精米して白米にする過程で取り除かれる茶色い粉状の物のことを意味する。米ぬかには窒素やリン酸など栄養成分が多く含まれているため、ガーデニングや園芸用の肥料としても有効活用されている。
米ぬかの使い方であるが、まずひとつ目は、直接土に混ぜ元肥として使用する方法がある。これは簡単な方法であるが、土に混ぜてから土中で米ぬかが発酵するため、発酵ガスが発生する。また、何らかの原因で米ぬかが腐敗する、季節によっては害虫を引き寄せることなどもあり得る。ふたつ目として、米ぬかをあらかじめ発酵させて「ぼかし肥料」と呼ばれる有機肥料を作る方法がある。これは2週間〜1ヵ月とでき上がるまでに時間がかかるが、発酵させてから土に混ぜるため、ガスの発生もなく、すぐに植物に効くと言われている。いずれの場合も、苗を植える1ヵ月ぐらい前に土に混ぜて完全に発酵させておくのが安心である。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。