ガーデニング(園芸)用語辞典
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コケ
こけコケとは、岩や地面、樹木などに張りつくようにして生育する小さな緑の植物を意味する。一般的には、コケ植物と地衣類を指す場合が多い。コケ植物も地衣類も、共に光合成を行ない生育環境は共通している。
コケ植物は、茎と葉がはっきりと区別できる形状の蘚類(セン類)、茎と葉の区別がなく平らな葉のような形状のツノゴケ類、典型がなく多様な姿の苔類(タイ類)に分類される。園芸に使われるコケは、スギゴケやミズゴケなどの蘚類である。コケ植物は世界中で2万種以上、日本では2000種程が生息しており、シダ植物よりも多い。
地衣類は菌類と藻類の共生体であり、「◯◯ゴケ」と呼ばれる物は多くあるが植物ではない。
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