ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
コート種子
こーとしゅしコート種子とは、繊細な種子を特殊な粉状物質などで包み込み、造粒して大きくした物のことを意味する。別名「ペレット種子」や「コーティング種子」とも言う。
微細な種子をコート種子に加工することで、種が大きく均一になり、播種がしやすくなる効果がある。また機械播種だけでなく手で蒔くことも可能。他にも、コート加工されていることで種が痛みにくくなる、薬剤でコートしてある物は発芽促進効果や病害虫の防除などのメリットもある。
しかし、非コート種子と比べ金額がおよそ2倍と高価。また、コートしてある分、発芽の際に必要な水分量が多かったり、種子の寿命が短くなりやすかったりと言った注意点もある。そのため、自分の栽培スタイルに合わせてコート種子・非コート種子を使い分けると良い。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。