ガーデニング(園芸)用語辞典
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耕運(耘)
こううん耕運(耘)とは、田畑を耕し雑草を取り除くことを意味する。固まった土を砕きながら攪拌(かくはん)することで、空気を多く含んだふっくらした土になり、生物の活動も活発になる。さらに、土の保温性や排水性、保水性も良くなり、作物を栽培するために必要な環境が整うのである。
耕運の作業は一般的に、土を起こして表層の土と深層の土を反転させる「耕起作業」、耕起した土を細かく砕いてやわらかくする「砕土作業」、畑を平らにする「均平作業」から成り立っている。このときに耕運機を用いると、耕起と砕土を分けず、一挙にある程度の深さまで整地することができるため、労力が少なく早く行なうことが可能である。そのため、トラクター(乗用耕運機)は農家を営む者に取って田畑を耕すためになくてはならない農機具となっている。
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