ガーデニング(園芸)用語辞典
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嫌光性種子
けんこうせいしゅし嫌光性種子とは、発芽するにあたって光が必要な種子を意味する。あるいは「暗発芽種子」とも呼ばれる。
光のエネルギーによって植物の生長や分化などが影響を受ける場合があり、それを「光形態形成」と呼ぶ。種子の発芽もこの影響を受ける物がある。嫌光性種子は光が当たると発芽が抑制され、良く知られる物にはシクラメン、クロタネソウ、ハゲイトウなどがある。これらの種をまく際には、光が当たらないように確実に土で覆い、暗い場所で管理する必要が出てくる。
一方で、光によって発芽が促進されるタイプは「好光性種子」と呼ばれ、ペチュニア、キンギョソウなどがある。これらの種をまく際には土を厚くかぶせるのは禁物であり、一般的に土はかぶせない。また、光に関係なく発芽する種子は「中性種子」と呼ぶ。
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