ガーデニング(園芸)用語辞典
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懸崖仕立て
けんがんじたて懸崖仕立てとは、枝の先が鉢の縁よりも下に垂れ下がるように仕立てられた物のことを意味している。盆栽の仕立て方のひとつ。鉢の縁を断崖に見立て、縁より下に植物を垂らすように仕立てることで、断崖絶壁に生えている樹木を表現している。
懸崖仕立てで仕立てられたキクを「懸崖菊(ケンガイギク)」と言う。前方に広がり、先が細くなるように仕立てた「前垂れ型」や、富士山の裾野に広がる伊豆半島に見立て、左右に枝分かれするように仕立てられた「静岡型」がある。キク以外でもツツジやゴヨウマツ、ガジュマル等、様々な植物でみることができる。盆栽だけでなくバラを鉢に植える際にも、懸崖仕立てで植えられることもある。
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