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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • 限界日長
    げんかいにっちょう

    限界日長とは、短日植物が花芽形成に必要とする明るい時間の長さの限界を意味する。一日のうち明るい時間の長さを「日長」と呼び、日の出前とあとの薄暗い時間を40分加えた時間も日長としている。季節によっても日長は大きく異なる。
    日長に対して「花芽分化」を行なう植物があり、日長がある長さ以下になると花芽分化が促進される植物は「短日植物」と呼ぶ。ポインセチア、アサガオ、コスモスなどが代表例。これらの植物は日長がある長さを超えると花芽分化を起こさない。この境になる日長が限界日長で、植物によって異なるが、およそ13〜15時間の物が多い。
    一方で、日長がある長さ以上になると花芽形成が促進される植物は「長日植物」と呼ばれ、ホウレンソウ、カーネーション、カスミソウなどが挙げられる。これらの植物は、限界日長を境に、それよりも短い日長では花芽分化を起こさない。または花芽分化が遅れるなどの特徴を持つ。

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