ガーデニング(園芸)用語辞典
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化粧鉢
けしょうばち化粧鉢とは、素焼きの鉢に釉薬(ゆうやく)を塗って1,100〜1,200℃で焼いた鉢のことを意味している。釉薬を塗って焼くことから「塗り鉢」や「釉薬鉢」とも呼ばれる。比較的高価な物が多いため、盆栽や洋ランなどの高級植物を植えるのに使用されることが多い。
素焼きの鉢は通気性が良いが、化粧鉢はその上に釉薬を塗って焼いているために通気性を欠いてしまったが、その代わりに保温性が高まった。そのため、あくまでも観賞用の鉢であり、草花の生育には不向きと言える。植物がある程度まで成長してから観賞用として化粧鉢へ植え替えたり、化粧鉢へ直接植物を植えたりするのではなく、鉢カバーとして使用されることが多い。様々な色や形の化粧鉢があるため、選ぶ際には飾る場所やインテリア、植える植物等との相性を考える必要がある。
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