ガーデニング(園芸)用語辞典
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鶏ふん
けいふん鶏ふんとは、ニワトリのふんを加熱、乾燥させて作った有機肥料のことを意味する。鶏ふんには窒素、リン、カリウムを豊富に含まれているため肥料並みの成分がある。即効性があるので土壌改良堆肥というよりも有機質肥料として多く使用されている。
鶏ふんには「乾燥鶏ふん」と「発酵鶏ふん」があり、乾燥鶏ふんは生鶏ふんを乾燥させた物で、水分を吸うと悪臭を放つ。土に混ぜると発酵が再開するため、植物の根が直接触れると発酵ガスや発酵熱により障害が出ることも。作付の1ヵ月前に土壌に混和させて使用すれば悪臭も発生せず、肥料分も逃げない。
発酵鶏ふんは、悪臭もなく微生物に1度分解されているので1週間後には作付が可能である。元肥にも追肥にも使用ができる。粒状やペレット状に加工された物が扱いやすい。
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