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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • グンパイムシ
    ぐんぱいむし

    グンパイムシとは、半翅(はんし)目異翅亜(いしあ)目グンバイムシ科に属する小昆虫の総称を意味する。
    体長3mm程度と小型で、体は扁平(へんぺい)。翅の側縁が軍配状に張り出していることから、これが和名の由来となった。熱帯、亜熱帯を中心に世界中で分布しており、日本には約60種が確認されている。
    発生時期は4〜10月で、特に被害が多いのは春先である。各植物の葉裏に寄生するが、その中でも桜やツツジ、アジサイなどの被害が多い。被害を受けた葉は葉の表面に白いかすり状の斑を生じ、多発すると葉全体が白くなって枯れ落ちる、株の生育が悪くなるといった症状が現れる。風通しが悪いと発生しやすいため、枝を間引くなどして風通しを良くしておくとよい。また、発生初期の殺虫剤の散布が効果的で、葉裏にも丁寧に散布することで殺虫と予防になる。

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