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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • 燻蒸剤
    くんじょうざい

    燻蒸剤とは、主に害虫駆除や防カビなどを目的として行なわれる「燻蒸」と言う作業に用いられる薬剤を意味する。木材や建物などに対して使用されることもあるが、殺菌を目的として農作物や農地の土壌に対しても使われた。
    農作物を作っている畑には、作物に危害を加える病原菌やウイルス、線虫が集まってくる。そのため、定期的に燻蒸剤で殺菌をする必要がある。土壌に使用される主な燻蒸剤は、「クロルピクリン」、「D-D」、「ダゾメット」などが挙げられる。かつては「臭化メチル」がメインとして使われていたが、オゾン層を破壊するおそれがあるため2005年(平成17年)に使用が禁止された。
    また、収穫後の農作物に対して使用される場合は「ポストハーベスト農薬」と呼ばれる。日本国内では禁止されているが、諸外国では農作物を輸出する際にカビなどの繁殖を防止するために散布されることもある。

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