ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
鍬
くわ鍬とは、主に田畑を耕すために使われる農具を意味する。様々な形があるが、共通して長い柄の先に歯が取り付けられている。この歯の部分で土を掘り起こして、雑草を取り除く、土を盛る、畝を作る。
また、鍬には歯が一枚の長方形の鉄でできた「平鍬」、歯が一般的に三本に分かれた鉄である「備中鍬」などの種類があり、その土壌の性質や用途に合わせて使い分けられている。
平鍬はその形から畝立てに使用されることが多く、備中鍬は土離れが良いため粘土質の土地に用いる際に便利。
農園用や園芸用で販売されている鍬の歯は金属でできている。かつて鉄が貴重だった時代には歯も途中までは木製で作られており、歯先のみに金属を使用していた。このような鍬は「風呂鍬」と呼ばれ、反対にすべて金属でできた物は「金鍬」と言う。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。