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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • 黒腐病
    くろぐされびょう

    黒腐病とは、「ザントモナス・キャンペストリス」という細菌によって引き起こされる植物の病気を意味する。
    特にブロッコリーやカリフラワー、キャベツなどのアブラナ科野菜に多く発生。葉の縁がVの字型または不整形を描くように灰白色から黄白色掛かった病斑が広がり、最後は枯死する。感染経路は汚染された種子や虫の害食による傷口、葉縁にある水孔・気孔等の自然開口部など。
    黒腐病は、5月、9〜10月の低温多湿の時期(梅雨時期や秋雨時期)に発生しやすい。対策として、アブラナ科野菜の連作を避ける、排水の良い用土や土壌を心掛けるなどが挙げられる。その他にも、害虫駆除をしっかり行ない害虫の食害痕からの侵入を防ぐ、発病した株を早急に抜き取り処分するといった予防や対策も行なうとよい。

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