ガーデニング(園芸)用語辞典
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グリーンプラント・バーナリ型
ぐりーんぷらんとばーなりがたグリーンプラント・バーナリ型とは、一定の大きさに生育した苗が、一定期間低温環境下に置かれることによって花芽分化が喚起されること意味する。これに対し、苗ではなく吸水した種の段階で低温に感応し花芽分化する物を「シードバーナリ型」と言う。
代表的なグリーンプラントバーナリ型の作物は、タマネギ、人参、キャベツなど。タマネギをはじめとする根菜・葉菜類栽培の重要なポイントは、春先に「とう立ち(花芽の付いた茎が伸びること)」させないことだ。とう立ちしてしまうと、可食部の品質が低下してしまうのである。そのためグリーンプラント・バーナリ型の作物は、花芽分化の喚起を防ぐため、「一定の大きさの苗」まで生育させず、越冬させる必要が出てくる。
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