ガーデニング(園芸)用語辞典
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クリーピング
くりーぴんぐクリーピングタイプとは、土の上を這うように茎を伸ばして生長する植物の性質を意味する。「クリーピング性」、「匍匐性(ほふくせい)」、「這い性(はいせい)」とも呼ぶ。地面を覆い尽くしてくれるため、一般的にはグランドカバーとして利用される。
良く知られるクリーピングタイプの植物は、ローズマリーやタイムなど。どちらもクリーピングタイプの品種と直立性の品種があり、クリーピングタイプのローズマリーは地面を這うようにして大ぶりの枝が広がる。良く茂ってまとまりやすいため、高さのある生け垣や花壇の縁取りから垂らして利用されている。クリーピングタイプのタイムは春に手毬状の花が咲く小ぶりの植物だが、繁殖力が旺盛。植えると横にどんどん広がっていくため、庭のグランドカバーとして活躍している。
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