ガーデニング(園芸)用語辞典
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茎伏せ
くきぶせ茎伏せとは、葉の付いてない茎の部分を用土に伏せ、発根させて増やす方法のことを意味する。取り木したあとの葉が付いていないドラセナの茎や、伸びすぎたモンステラの茎などを利用した茎伏せが良く知られている。
具体的な方法は、茎を3〜5cmに切り、横に寝かせるように用土の上に置き、半分埋まるまで挿し込む。用土にじゅうぶんに水を与え、日陰の場所に置く。その際、用土を乾かさないよう水やりに注意する。この状態で1ヵ月程すると芽が出始め、2〜3ヵ月程で発根が始まる。発根したら芽や葉を付けたまま鉢に植え替えるのだが、このとき発芽が多い場合は、切り分けて植えても良い。
このように茎伏せの方法を用いて増やせる植物は、ドラセナやモンステラの他にコルジリネ、アグラオネマなどがある。
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