ガーデニング(園芸)用語辞典
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切り戻し
きりもどし切り戻しとは、植物の伸びすぎた枝や茎、繁りすぎた株を切り取る作業を意味する。株の大きさや樹形を整える、風通しが良くなり病害虫の予防に繋がる、不要な枝を減らすことで新芽や実などへ養分をまわすことができると言った目的や効果がある。
また切り戻しは、不要な枝が育ってきた頃、花が終わった直後、休眠期が終わる直前(落葉樹なら12〜2月、常緑樹なら3月、針葉樹なら3月・11〜12月頃が目安)と言ったタイミングで行なうと効果的。
サクラやシラカバなどは、切り戻しによってできた傷から病原菌が侵入し、枯れる場合がある。直径1cm以上の切り口ができたら、癒合剤か接ぎロウなどを塗ると良い。また大きな切り口の場合は、性質の強い木であっても枯死の危険があるため、樹種を問わず癒合剤を塗り保護しておくことで予防となる。
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