ガーデニング(園芸)用語辞典
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鋸歯
きょし鋸歯とは、葉の形の種類のひとつで、葉の縁(葉縁)に細かい凹凸のある物を意味している。
もともと鋸歯とはノコギリの歯のこと。ノコギリの歯のようにギザギザとした形の葉縁のことを鋸歯と呼ぶ。鋸歯の中でも葉先の尖り方が鈍い物を「鈍鋸歯(どんきょし)」、逆には先の尖り方が細かい物を「細鋸歯(さいきょし)」と言う。また、葉先のギザギザに大小があり、大きい葉先の部分に小さな鋸歯がある物は「重鋸歯」または「二重鋸歯」と呼ばれている。
鋸歯の他にも様々な形の葉縁があり、クスノキなどは葉縁に凹凸のない「全縁(ぜんえん)」である。他にも、ブナのように緩やかな波状の「波状」、ヒイラギのように尖った葉の先が山状になる「歯牙」、タイアザミのように葉縁に不規則な切れ込みが入りがある「欠刻(けっこく)」等、その形は様々。
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