ガーデニング(園芸)用語辞典
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休眠打破
きゅうみんだは休眠打破とは、休眠に入った植物が、ある条件下で休眠から目覚め、開花の準備を始めることを意味している。
休眠打破の方法は植物によって異なる。冬の期間に休眠し、ある一定の低温にさらされることで休眠打破する。また、光に当たることで休眠打破する物、乾燥して休眠している種子の水分含有量が減ることで休眠打破する物など様々。例えばサクラは冬に休眠し、一時的に生長を止めるが、真冬になり、さらに低温にさらされることで休眠を打破される。
また、休眠に入った種子を発芽させることも「休眠打破」と言う。休眠している種子を発芽させるためは種子の特性に合わせて種子の発芽を促進させる「休眠打破剤」と言う溶液を用いる、5〜10℃に保温する、60℃の熱風で2〜3日程通風乾燥させるなどの方法が取られている。
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