ガーデニング(園芸)用語辞典
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客土
きゃくど客土とは、土壌改良のひとつで、すでにある土に他の土を混入することを意味する。「入れ土」とも言う。
ガーデニングをしたい場所の土に砂利が多かったり、硬い粘土質であったりすると、植物が育たないことも多い。一般的に砂利が多い場合は、水はけが良すぎて水切れなどが発生しやすくなるのが大きな問題。そのため、大きめの砂利を取り除き、粘土質の土や腐葉土を加える。また粘土質の土の場合、掘り起こして耕してから砂を混ぜ、さらに腐葉土や落ち葉、牛ふん堆肥などを混ぜ込み、土をやわらかくする方法がある。
これらの方法よりも圧倒的に手間がかからない土壌改良が客土だ。特にブロックやレンガで囲える小さな庭の場合や、庭木を植樹するために一部分だけに植える際などに最適。より良い土を混ぜ込むだけで、簡単に土壌改良をすることができる。
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