ガーデニング(園芸)用語辞典
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拮抗作用
きっこうさよう拮抗作用とは、2つの要因が作用し合うことで、お互いの効果を打ち消しあってしまう現象のことを意味している。園芸においての拮抗作用とは、用土中にある2種類の成分を植物が吸収する際に起こる。一方の成分の吸収が増加すると、もう一方の成分の吸収を阻害する現象のこと。
例えば、植物の生長に欠かせない養分であるカリウムが用土中に多すぎると、カリウムの吸収を阻害してしまう。しかし、カリウムが多すぎると、カルシウムやマグネシウム、リン酸、ホウ素の吸収が阻害されてしまう。そのため、バランスの取れた施肥が重要である。
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