ガーデニング(園芸)用語辞典
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寄生植物
きせいしょくぶつ寄生植物とは、他の植物の根や茎に寄生し、組織から直接栄養や水分を得る植物のことを意味する。寄生植物に栄養を与える植物のことを「宿主」と呼び、種子植物の中の被子植物がその対象とされることが多い。
寄生植物の中には、葉緑体を持ち、水から光合成を行ない半寄生する物(ヤドリギ、ツクバネ)と、葉緑体を持たず光合成を行なわない全寄生の物(ヤッコウソウ、ナンバンギセル)がある。
寄生植物の中には、ネナシカズラのように作物に対して多大な被害を及ぼす物の全国的な発生が見られ、クローバ、タマネギ、ジャガイモなどへ寄生が認められている。作物に寄生すると枯らしてしまうなど壊滅的な被害が出るため、特に種子が発芽してから寄生状態に入るまでに防御することが必要だ。
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