ガーデニング(園芸)用語辞典
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木姿
きすがた木姿とは、樹木全体の姿かたちのことを意味する。樹木の枝や幹や根などの全体で構成される外観で、「樹形」とも言う。
盆栽の美しさは、その幹の模様や、枝ぶり、根の張り方などの姿をすべて合わせて表現される。そのため、盆栽などの剪定を行なう場合には、剪定後の木姿をあらかじめ想像しながら施すことが必須。具体的には、樹木を美しく自然な木姿に整え、骨格その物を形作る剪定の「整枝剪定」がある。他にもある程度の木姿が決まった上で行なわれる、樹木の枝を整えるための「整枝剪定」なども。盆栽においては、その樹木らしい姿を表現することが大切にされている。木の性質を理解し、曲がりながら成長するマツはマツらしく幹を曲げながら作る。また、まっすぐ伸びる性質のスギはスギらしく直線的な木姿であることが良いとされる。
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