ガーデニング(園芸)用語辞典
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灌木
かんぼく灌木とは、一般に生長してもおおよそ人間の背丈よりも低い木のことを意味する。植物学的には丈が3m以下を指す。「灌」が常用漢字でないため、「低木」に置き換えられることも多い。低木に対して高い木は「高木」であるが、高木と灌木の差に明確な物はない。
灌木は、スギのように幹をまっすぐ伸ばし、幹から枝が伸び、葉を付け、円錐形になるようなことは少ない。たいていは幹が細く、枝との区別がはっきりしていない。枝は根本からいくつも伸び、ほうきのように広がっていく。ナンテン、アジサイ、ツツジ、サザンカ、ユキヤナギなどが例である。
灌木はガーデニング初心者にも向いている。背が高くならないため植栽や日頃の手入れがしやすく、種類も豊富で、実を楽しめる木もあることから、庭のシンボルツリーとしても選ばれている。
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