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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • 乾腐病
    かんぷびょう

    乾腐病とは、根が褐変し、根の付け根が乾腐状態になる病気のことを意味する。この病気の主な原因となるのが「フザリウム菌」と呼ばれる糸状菌のカビ。タマネギの他、ジャガイモ、サツマイモ、ラッキョウ及びスイセン、クロッカスなど球根類に多く発病する。乾腐病にかかると、軟化して腐るのではなく、根や塊茎(かいけい)が水分を失って乾燥して腐るのが特徴だ。
    乾腐病の被害にあった場合、被害株とその周りの土すべてを処分する必要がある。また、処分する際に用いた道具などは消毒するまで再度使用しない。予防策として、 連作をせず土の水はけを良くし、新たに球根を購入する際には球根に病斑がないか十分に確認してから購入すると良い。また、耐病性品種を利用するのも有効な手段である。

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