ガーデニング(園芸)用語辞典
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灌水・灌水
かんすい灌水・潅水とは植物に水を与えることを意味する。「水やり」、「吸水」とも呼ばれる。雨などの自然な水ではなく、植物が成長を続けるため、人工的に水を与えるときに用いられる。
灌水・潅水は単純で簡単な方法だと考える人も多い。実は園芸の世界では昔から「水やり3年」と言う言葉がある。マスターするのに3年かかる程、水やりは非常に重要な技術とされている。
基本的に灌水・潅水は、土が乾いてからたっぷりと与えることが大切。土の表面が湿るだけの量では水不足となるので、鉢底から水が溢れ出るまでたっぷりと与える。灌水・潅水の効果は水分が根に行き渡るだけではない。用土の中の古い空気が押し出し、根の呼吸に必要な新しい酸素を十分に供給し、より健全な植物の成長を促す効果も担っている。
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