ガーデニング(園芸)用語辞典
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花穂
かすい花穂とは、無限花序の一種で、稲の穂のような形で咲く花のこと。花は花軸の下の方から順に開花する。無限花序の中の穂状(すいじょう)花序や総状花序などは広義で花穂に当てはまる。穂状花序にはオオムギ、グラジオラスなどがあり、長い花軸に花柄のない花が一定の間隔でたくさん付く。総状花序は長い花軸に花柄のある花が一定の間隔でたくさん付く物で、フジ、ヒヤシンスがこれにあたる。花軸の下の方へ行く程、花柄が長くなるため、外観は頂点のある三角錐の形となる。
ちなみに、青じそは人気のある香味野菜であるが、夏の暑い時期に葉を楽しんだあと、夏の終わりの頃にピンク色の花が咲く。その花が咲き始めた物が「しその花穂」と呼ばれ、刺し身のつまや料理の彩りに使われる。
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