ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
花芯
かしん花芯とは、花の「雄しべ」と「雌しべ」の総称のことを意味する。「花蕊(かずい)」とも呼ばれる。
雄しべは、「雄ずい(ゆうずい)」とも呼ばれる花粉を作る花の器官のこと。花粉を作り収納する「葯(やく)」と、葯を支える「花糸(かし)」で構成されている。雌しべは、花の中心にある花粉を受粉する器官のことである。「雌ずい(しずい)」とも呼ばれる。受粉する「柱頭(ちゅうとう)」と、「花柱(かちゅう)」、「子房」から成る。柱頭は粘液を分泌したり突起を持っていたりと、受粉しやすい構造。子房は、受粉すると「種子」となる部分で、花柱は柱頭と子房を繋いでいる。
また雄しべと雌しべの花芯を持つ花のことは「両性花」、どちらかしか持たない花は「単性花」と呼ばれている。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。