ガーデニング(園芸)用語辞典
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可給態養分
かきゅうたいようぶん可給態養分とは、土の中で養分として吸収されやすい化合物となっている物のことを意味している。
植物は水を吸収することで、その水の中に溶けた養分を吸収する。そのため、水溶性の養分は吸収されやすい。窒素、リン酸、カリウムは植物が成長するのに必要不可欠な養分であり、水溶性である。しかし、吸収された物がすべて養分として植物が利用できるわけではない。養分として利用できる物とできない物がある。
「可給態」とは「植物が養分として利用できる物」のことを意味している。可給態窒素や可給態リン酸、可給態カリウムはそれぞれの養分の中でも植物が養分として利用できる物のこと。この可給態養分と反対に、土の中で養分が吸収されにくい化合物のことを「不可給態養分」と言う。
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