ガーデニング(園芸)用語辞典
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花芽分化
かがぶんか、はなめぶんか花芽分化とは、植物の成長過程の中で、生殖器を分化し、花が開花するまでの流れの中で起こり、花の各部分のもととなる部分が分化していくことを意味する。花芽分化で形成された部分が成熟することにより、やがて開花が起こる。
花芽分化が起こるタイミングは、植物の種類によって三つのタイプに分けられる。ひとつめは、植物が生長し充分な大きさになったときに形成される。このような植物を「中生植物」と呼ぶ。シクラメンが該当し、花芽分化から110日程で開花する。ふたつめは、一日の明るい時間の長さに反応し、形成される。このような植物は「長日植物」や「短日植物」と呼ばれ、ポインセチアなどが該当する。三つめは、寒さに遭うことで形成。植物が一定期間低温に置かれることで花芽分化が起こることを「春化」と呼び、チューリップなどがこれにあたる。
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