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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • かいよう病
    かいようびょう

    かいよう病とは、病原細菌により、かんきつ類やトマト、キウイフルーツなどの葉や枝、果実にかさぶたのような斑点が生じる病気のこと。特に果実では斑点がコルク化する。発病がはなはだしい場合は、斑点が果実の大半を覆い、外観を損ねるだけでなく、腐敗しやすくなる。細菌は土の中に生息し、葉の気孔や傷口などから侵入、風雨によって拡散・拡大。そのため、発生時期は3〜9月頃だが、台風襲来後に急増することが多い。
    発生は特に湿潤で多雨の地域に多く見られる。日本では全国的にどこでも見られるが、特に九州地方が顕著。かいよう病は薬剤防除だけでは困難なため、株の周りに防風ネットを張る対策が不可欠である。またかいよう病が発生した場合は、発病している枝を剪定し、焼却処分する。

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