ガーデニング(園芸)用語辞典
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害虫
がいちゅう害虫とは、人間や家畜、農作物に取って有害な作用をする小動物や昆虫類のことを意味する。駆除するには主に殺虫剤などが使用される。
害虫は被害を与える部位によって三つに大別される。ひとつめは、植物の地上部に被害を与える害虫で、葉や芽などの汁を吸ったりする物。アブラムシ類やアオムシなどが挙げられる。ふたつめは地面と接する地表部あたりに被害を与える害虫で、ネキリムシは作物の苗を切断することで知られている。三つめは地下部に被害を与える物で、コガネムシの幼虫やセンチュウなどである。
害虫は気温が高いと活動が活発になるため、地球温暖化が進み、地球の平均気温が上昇するにつれ害虫の発生も増加している。しかし、虫を発見したからと言ってただちにその植物に害を与えるとは限らないため、害虫の特性を知り、不要な駆除を行なわないようにしたい。
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