ガーデニング(園芸)用語辞典
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開花調節
かいかちょうせつ開花調節とは、植物の栽培中に、温度・日の長さ、剪定のやり方・時期、化学物質処理などにより、植物本来の開花時期を調節することを意味する。具体的には自然な状態よりも収穫や開花を早める促成栽培や、遅らせる抑制栽培など。これらの栽培方法によって、本来出回ることのない季節の野菜や花などを出荷でき、長い期間供給できるようになる。
代表的な開花調節に、キクの日長処理による電照栽培とシェード栽培がある。電照栽培は、日照時間が短くなると花を付けるキクの習性を利用した物。長日条件を作り、花芽分化を抑制、出荷を遅らせる栽培方法だ。一方、シェード栽培は、遮光素材を用いて人工的に短日条件を作り、出荷を早める栽培方法である。
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