ガーデニング(園芸)用語辞典
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温帯性植物
おんたいせいしょくぶつ温帯性植物とは、温帯の気候に自生する植物を意味する。温帯とは、四季があり、高温期と低温期、長日期と短日期といった1日の気温や日照時間が季節によって変化する気候条件が比較的はっきりしている物であり、日本はこの温帯気候に当たる。
温帯性植物には気温の高低と日長の長短によって変わる成長期と休眠期があり、夏に成長し冬に休眠する植物と冬に成長し夏に休眠する植物がある。
夏に成長し冬に休眠する植物として、キク、サクラ、スギ、ポピー、モミジ、ユリ、リンゴなどがあり、花木類の多くがこのタイプに属している。冬に成長し夏に休眠する植物としては、チューリップ、ムスカリなど。また温帯性植物の中には、昼間の長さでつぼみを付けて開花期が決まる種類もある。
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