ガーデニング(園芸)用語辞典
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お礼肥
おれいごえ、おれいひお礼肥とは、花木の開花期の終わりや果実の収穫後に疲弊した植物の回復を図るために与える肥料を意味する。植物の株を充実、早期落葉防止、球根植物の球根を肥大させるなどの意味も持つ。実りや花を与えてくれた「お礼」の意味を込めてお礼肥と呼ばれている。
作物の生育途中に与える肥料である追肥の一種で用いられるのが、リン酸やカリ成分を含む即効性の液体肥料や化学肥料。花木や果実の種類によっても異なるが、秋根が活動している9〜10月のうちに、 これらを土の上に置いたり浅く埋めたりして施肥する。肥料を与えすぎたり、与える必要のない植物に与えてしまったりすると、翌年の花や実の付きが悪くなると言った事象が起こるので、果樹の種類や樹の状態を見て考慮するのが良い。
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