ガーデニング(園芸)用語辞典
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親床
おやどこ親床とは、植物がもともと植えてあった移植する前の場所を意味する。移植とは植物を育てる際に、ある場所で育てていた物を違う場所へ移すことを言う。
例えば、植物を種から育てる際、育苗ポットで種を発芽させ育てる「ポットまき」や、トレイなどで育てる「箱まき」などがある。これらの方法は一定の大きさまで苗が育ったら別の場所へ移植されるのが一般的。そのため、育苗用の用土の入ったビニールポットやトレイの容器は親床と言うことになる。また、栄養繁殖である挿し木などで植物を増やす際、葉や茎などを挿しておき、根を発生させるための「挿し木床」も親床である。
タバコの栽培においては、畑に直接種をまく直まきではなく、はじめに育苗施設である親床に種をまく。発芽後3〜4枚の葉が成長した時点で、さらに子床と呼ばれる施設に移植され1ヵ月程育てられる。その後、畑に移植されると言う段階を踏んで栽培されている。
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