ガーデニング(園芸)用語辞典
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遅霜
おそじも遅霜とは、気温が温かくなってくる3月中旬〜5月を過ぎてから降りる霜のことを意味し、「晩霜(ばんそう)」とも呼ばれる。
遅霜が降りると、新芽や春先に植えた暑さに強い作物に深刻な被害をもたらす。天気予報を随時確認して霜が降りそうな気温になる場合は対策を取る必要がある。基本的に霜が降りる可能性があると予想されるのは、翌朝の最低気温が3℃以下になる場合。植物が霜にあたってしまうと霜害、凍霜害と言って細胞壁が壊れ、植物が黒く変色し枯死してしまうと言った現象が起きる。
遅霜の対策には、ビニールマルチや不織布などで作物を覆い、霜が直接当たらないようにする方法などがある。ホームセンターなどには霜よけ用のネットやドーム型の小さなビニールハウスのような物も市販されているので利用すると便利。
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