ガーデニング(園芸)用語辞典
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押さえ床育苗
おさえどこいくびょう押さえ床育苗とは、伝統的な育苗法「練り床育苗」が変化した手法を意味する。はじめに木などで枠を作り、その中に肥料や用土を混ぜた土を均一に入れて適量の水を加えて混ぜ、平らに押さえて苗床を作る。固まった苗床をさらに種を蒔けるくらいの小さなブロック状に切り目を入れてから、種をまいて苗を育てる、と言った方法である。
育苗用にセルトレイやポリポットと言った便利な商品が市販されているため、これらを用いて育苗するのが一般的。
このような苗床において集約的に管理し育苗することで、病害虫や雨風から苗を守り丈夫に育てることが可能に。その上、作付け期間の短縮にも繋がる。また、小さなブロック状にした苗床で種を育てることで、畑などへ移植する際に根の傷みを軽減する効果がある。
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