ガーデニング(園芸)用語辞典
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大苗
おおなえ大苗とは、主にバラの苗や果樹の苗の区分を意味する。バラを接ぎ木で増やした苗を、生産者の畑で半年から1年以上かけて育てられた苗のことで、「2年生大苗」とも呼ぶ。秋頃に畑から掘り上げられ、10〜2月頃にかけて流通する。生産者のもとで十分管理され栽培された苗なので初心者でも失敗が少ない。植え付け後すぐの開花シーズンでも立派な花を楽しむことができるのが特徴である。
苗は生産者の手により3〜4本の枝に剪定された状態で出荷されることが多い。主に地植え用だが鉢に植えて育てることも可能。また、「苗鉢」と言う大苗を鉢に植えた状態で流通している物もある。一方で、接ぎ木から一年未満の若い苗は「新苗」と呼び、育てる際にはしっかりした管理が必要となる。
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