ガーデニング(園芸)用語辞典
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黄変
おうへん黄変とは、色がもとの色から変化して黄ばんでしまうことを意味する。主に衣類の毛、絹、ナイロン素材や、プラスチック、ウレタン、樹脂などにおいて劣化や紫外線などが原因となる。
植物に対しての黄変は、本来は緑色であるはずの葉が病気や老化現象が原因となり黄色く変色してしまうことを指す。他にも、日照不足、水切れが原因で色素が抜けてしまい黄変する場合もある。また、殺虫剤や肥料の濃度が高すぎることによる障害でも黄変は起こる。生育不良やひどい場合には枯死に至るケースもある。病気による黄変は様々で、例えば、「トマト黄化葉巻病」は、タバココナジラミが媒介するウイルスによる病気。発生すると葉が黄変し裏側にまいてしまう。他にも、バラに発生しやすい「黒星病」は、カビによる病害で、葉に小さなシミができ、その周りが黄変し、やがて葉が落ちてしまう。
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