ガーデニング(園芸)用語辞典
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園芸植物
えんげいしょくぶつ園芸植物とは、果樹、蔬菜(そさい)、野菜、花卉(草花や庭木)など人間が栽培する植物を意味する。原始の人々が、食べるために山などから採取していた野生植物を、住居の側で育て栽培する技術を習得したことに起因。採取から栽培へと進化した野生植物の人間による園芸植物化を経て、さらに人間が利用しやすいようにより良い品種の選択や品種改良が行なわれた。また、生活にゆとりが出ると、庭木や草花などの観賞植物へと関心が移った。
園芸植物には広大な土地を利用して栽培されるコメ、小麦、ジャガイモなどの主食や林業などで栽培される林木は含まず、果樹や野菜、木花などの副菜を含む。
園芸植物は大きく分けて三部門からなる。ひとつは、果樹(リンゴ、ブルーベリー、バナナなど)を栽培して果物を収穫する「果樹園芸植物」。ふたつめは、野菜(トマト、キャベツ、ブロッコリー、シイタケなど)を栽培して収穫する「蔬菜園芸植物」。三つめは、観賞用の草花(ヒマワリ、カーネーション、サボテンなど)、植木(マツ、アジサイなど)を栽培する「花卉園芸植物」である。
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