ガーデニング(園芸)用語辞典
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塩化カリ
えんかかり塩化カリとは、正式名称を「塩化カリウム」とする化学物質を意味する。化学式はKCl。工業用の物は「塩化加里」と表記されることが多い。その用途は様々で、農業や園芸においては無機肥料として利用される。野菜を育てる上では非常に重要な役割を果たしている。
野菜の生育には多量のカリウムが必要なため、カリウムが不足している土壌では「カリウム欠乏」という状態になってしまう。カリウム欠乏を起こした野菜は日差しにより日焼けをしやすく、果実全体も黄色く変化する。これを防ぐために用いられるのが一般的に「カリ肥料」と呼ばれる肥料。塩化カリもこれに属す。その他に、「硫酸カリ」も同じような用途で用いられるが、育てる野菜に応じて使い分けられる。
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