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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • エスレル
    えすれる

    エスレルとは、植物の成長調節剤のことを意味する。天然の植物ホルモンである「エチレン」が有効成分として含まれ、発芽、開花、着色、熟期の促進、開花抑制、倒伏軽減などの効果があるとされる。
    エチレンはもともとは気体である。ガス灯が主流であった頃にガス灯近くの街路樹が他よりも早くに落葉したことがきっかけとして知られることとなった。気体のままでは扱いにくいため、エステルとして液体化させることで散布される。散布後2日以内に植物体内で分解され、エチレンが発生すると作用を発揮する。
    熟期の促進のためにエステルが散布される代表的な果物は、ナシ、オウトウ、カキ、モモ、トマトなど。また開花抑制にはキク、倒伏軽減効果のためにはトウモロコシや大麦、小麦に散布されている。

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