ガーデニング(園芸)用語辞典
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栄養系
えいようけい栄養系とは、栄養繁殖によって増やされた植物のことを意味する。種子繁殖とは違い、挿し木、挿し葉、挿し芽などで増やすことができるため、種子のできにくい植物を増やすのに便利。栄養系に対し、種子繁殖で増えた植物は「実生系(みしょうけい)」と呼ばれる。栄養系と実生系とでは、外見上は違いもなく、苗の時点で見分けることはほぼ不可能。植物によっては、栄養系と実生系で根の張り方や蔓の伸び方、花のボリュームなどに差が見られることもある。
栄養系が見られる植物は、ゼラニウム、コリウス、バーベナ、ペチュニアなど。実生系と区別するため、それぞれ「栄養系ゼラニウム」、「栄養系コリウス」などと呼ばれ、園芸店などでもそのように表示され販売されていることが多い。
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